コラム

エレキギター基礎の話 ②

はじめてエレキギターを弾く方へのアドバイスコーナー第2回目です

②ピックの持ち方その角度について


弦に対して平行ではなく少し角度を持たせます
(角度は15°〜30°くらい)


弦に対して平行にピックを当てるとヒットする抵抗が大きくて
思ったとおりのタイミングでピッキングが出来ずリズムが不安定になります


弦に対してある程度の角度を持たせましょう


こんな感じです

次にエレキギターで重要な各弦のミュートについてお話します

アコースティックギターでは弾いていない弦の共振(倍音共振)を利用して
音の響きをより豊かにする弾き方があります

しかし エレクトリックギターの場合(特にオーバードライブの掛かったソロプレイ)
弾いている意外の弦が共振すると明らかにノイズとなります
それを防ぐには弾いていない弦は確実にミュートしなければいけません

そのための基本フォームです

右手の生命線を6弦のブリッジ境目あたりにセットします


右手親指を6弦に当て 人差し指を1弦に当て6弦から1弦全てを手のひらでミュートします


右手手のひらの付け根で各弦をミュートしたまま人差し指と親指でピックを持ちます


少し角度を変えて見るとこんな感じです
6〜3弦当たりを弾くときは右手薬指と小指で1弦をタッチしていると良いです
2〜1弦を弾くときは右手薬指と小指でボディーをタッチしていると良いです

次に各弦を弾く時の注意です
まずは6弦から1弦に向かう時の注意です


6弦を弾く時は6弦だけミュートを外します


次に5弦を弾く時は5弦を弾くと同時に6弦を親指の第1関節当たりで音をミュートします
(これによって同時に2音鳴るのを防ぎます)


次に4弦を弾く時は4弦を弾くと同時に5弦を親指の第1関節当たりで音をミュートします


次に3弦を弾く時は3弦を弾くと同時に4弦を親指の第1関節当たりで音をミュートします


次に2弦を弾く時は2弦を弾くと同時に3弦を親指の第1関節当たりで音をミュートします


次に1弦を弾く時は1弦を弾くと同時に2弦を親指の第1関節当たりで音をミュートします


上から見るとこんな感じです

重要点のおさらいです
・ピックは弦に対してある程度の角度をもたせる
・弾く弦以外は親指や手のひらを使ってミュートをする

以上の点に特に注意してください

ピックの持ち方第2段でした

 

 

 

2011-12-04 | Posted in コラムComments Closed