古田 竜之介(講師)
Eric Gales (イラスト有)
好きなギタリスト紹介、今回はエリックゲイルズです。
見た目はジミ・ヘンドリックスによく似ています。 プレイスタイルも、ジミヘンの影響を感じることができます。
彼のプレイで特にかっこいいのが、ペンタトニックスケールを使った6連符のフレーズだと思います。要は速弾きのフレーズですね。
駆け上がり、駆け下りるような疾走感のあるソロは、エリック・ジョンソンや、ジョー・ボナマッサのプレイと似てます。
彼らと違う所は、音の強弱の差が激しい所。 黒人ギタリストと白人ギタリストの大きな違いの一つだと思います。
平均的に白人ギタリストは、ずっと同じ位のボリュームでスムーズに弾くイメージ。(もちろん例外もあります)
黒人ギタリストはすごくよわ〜く弾いたかと思えば、いきなりパキーン!ってぶち鳴らしたり、緩急をがっつりつけます。
そういう音は、「黒い音」と言われたりしますね。
どちらが良い悪いじゃなく、好みですね(^ ^)
あと、ゲイルズはコードワークがすごくかっこいいです。
彼はサウスポーですが、右利き用に弦を張ったギターをそのままひっくり返してひいています。(アルバートキングや、ベーシストのジミーハスリップも同じスタイル)
だからなのか、コードのボイシング(響き)が独特です。
ピックと右手中指や薬指を併用してパーカッシブにコードを鳴らしたりして、
グッときます。
渋いプレイをするミュージシャンでありながら、ファッションは結構やんちゃなストリート系なのもなんか好きです笑
すごくかっこいいので是非チェックしてみてください!
2017-05-27 | Posted in 古田 竜之介(講師) | Comments Closed